2008年06月15日

TIG溶接(アルゴン溶接)の話【1】

TIG溶接(アルゴン溶接)
当工房の仕事9割以上を この溶接方法でやっています
TIGとは「タングステン イナートガス」の略で
その名の通り 「タングステン」と「イナートガス」を使います

タングステンと言う金属を電極にして 
母材(溶接目標)との間に電気を流すと
「アーク」という現象が発生し 金属をアーク熱で溶かします
この「アーク」は青い強烈な光を発します
TIG溶接の場合 アーク温度は五千〜二万度と言われています
特にTIG溶接は電流を細かく調整できるので
アークのコントロールがしやすく 薄板〜厚板まで幅広く溶接できます
高温で金属を溶かす際に 解けた母材やタングステンを酸化させないように「イナートガス(不活性ガス)」をアーク周辺に流します
イナートガスの代表が「アルゴンガス」です
アルゴンガスが溶接部に酸素などを寄せ付けない為 キレイな仕上がりの溶接が可能です 普通は火花も出ません(失敗すると出ることもあります)

長所
○幅広い種類の金属を溶接できる
○溶接部がキレイで 処理がしやすい
○溶け込みがしっかりし 強度を持たせることが出来る
○クレータフィラやパルスなど いろんな機能がある
○薄板〜厚板までしっかりと溶接できる
などで 短所
●風に弱い 屋外に向かない
●設備・コストが比較的高い
●トーチコントロールや溶加棒の添加技術が必要
●他溶接に比べスピードは求められない
などがあります
posted by sktop at 09:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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